NOBLE FALCON 2 ファーストインプレッション

どんな記事？

普段はAirPods Proを使っていますが、Androidスマホを音楽プレーヤーにしようと思い色々検討してFALCON 2を買いました。欠点を挙げつつも、買って良かったとオススメする記事になってます。

「NOBLE FALCON 2」を買いました

レビュー評判の良いNOBLE FALCON 2を購入してみました。可愛かったので色はホワイト。

上位機種のNOBLE FALCON PROとも迷ったのですがスペックの違いはドライバと耐水性能のみで、耐水性能はFALCON 2のほうが上ですね。耳が肥えているわけではないのと、価格差が倍ぐらいあるのでFALCON 2にしたというわけです。ちなみにどちらもノイズキャンセリングはついていません。ご注意を。

スペック比較表を作成したのでご覧ください。

スペック比較表

 

良いところ

音質良好

ワイヤレスイヤホンとしてはかなり高音質だと思います。
変なクセがなく音域が広くてクリアなので、ずっと聴いていられます。

音質については細かいことは書けませんが、ネットには諸先輩方の記事がたくさんありますのでご参照ください。

ワイヤレス充電Qi対応

これは選ぶ上で必須の条件でした。
せっかく小さいイヤホンを買ったのに充電が手軽じゃないと不便ですからね。

着け心地

軽いので耳に装着していても重い感じはしないです。付属のイヤーピースもなかなか良いです。さすがに長時間付けっぱなしだと少し痛くなりますが、通勤とかだったら問題ないと思います。

耳からちょっと出っ張りますが、バッテリー容量を考えたら仕方がないですね。ビジュアルはちょっと微妙になると思いますが。

長時間駆動

スペック表によればイヤホン単体で10時間（70%の音量）とあります。これはかなり良好ではないでしょうか。またケースを併用することで本体を約4回充電でき、累計で50時間の連続再生が可能です。

微妙なところ

ノイズが気になる

ホワイトノイズが大きめです。
周りが静かだったり、静かな曲を聴いているとけっこう気になります。

またトラックの切り替わりや一時停止したタイミングで「ピー」「ピピッ」というノイズが混ざります。これもかなり気になる。残念。エイジングで良くなったりするんでしょうか…改善されるファームウェアでも出てくれたらと思います。

外音取り込みが微妙

すぐには反応せず、1秒くらいしてから外音取り込みがONになります。
また使用中はサーッというホワイトノイズがとても大きく、活用したいとはあまり思えません…音楽を聴きながら外音を混ぜる、という感じではないです。

あくまでエマージェンシーなときに使うのかなと思うんですが、それならイヤホンを耳から外すほうが早いし確実ですね。残念。

以前は外音取り込み時に音楽再生が止まる仕様だったようですが、最新ファームウェアでは再生を止めることなく外音取り込みが可能になっています。Amazonのレビューには初期ファームウェアでのレビューが散見されますので、参考にする際はご注意ください。

操作音やアナウンス音量が大きすぎる

ペアリング成功時や接続時、電源オンオフ時などに英語でボイスが流れますが、これが大きすぎて耳が痛い！ 再生音量にかかわらずめちゃくちゃデカい音で流れるので正直勘弁してほしいです。
後述する公式アプリで音量調節できたらいいのに…でも他のヘッドホンとかもやたらデカい音で喋るよね…残念。

ケースがちょっと大きい

AirPods Proのケースと比べると厚みをかなり感じます。

バッテリー容量とのトレードオフなので、これはそれほど気にしません。
大きめのイヤーピースを装着しても収納できそうです。

Noble Sound Suiteについて

公式アプリを使うことで設定の変更やファームウェアのアップデートが行えます。

ボタン設定

左右それぞれボタンがついていて、シングルクリック、ダブルクリック、トリプルクリックにそれぞれアクションが割り当てられています。

左右両方ともダブルクリックとトリプルクリックの操作は変更可能ですが、シングルクリックの操作は変更できず、左が「外音取り込み」で右が「再生/一時停止」になっています。
僕は外音取り込みを使わない（上記の通りノイズも多く微妙）ので左も「再生/一時停止」にしたかったのですが…残念です。

イコライザの設定

ゲインとイコライザの設定ができます。

僕はイコライザいじらないでそのまま聴くのが好きなので変更してません。
ゲインの調整ができるのはいいですね。

ファームウェアの更新

ペアリング後にNoble Sound Suiteを使い、ファームウェアの更新をしました。

現在FALCON 2の最新ファームウェアバージョンは3.0となっています。

外音取り込みのON/OFF

トグルボタンがあるだけのシンプルなものです。

接続コーデックの確認

画面下に現在のコーデックが表示されます。

確認したところしっかりaptXで接続されています。スマホのほうがaptX Adaptiveに対応していなかったのでそちらは検証できていません。

感想

着け心地や音質はさすが多方面の評価が高いだけあります。FALCON 2はスタンダードモデルですが、これで充分満足してしまったので上位機種にしなくてよかった…と思っています。

Qiに対応したケースは少し大きめで厚みもありますが、丸っこくて可愛げがあります。
ふたを閉じるときはパチッと閉まるんですが、開けるほうはパカッと開かずに両手で全開する必要がありちょっと不便です。片手でスタイリッシュに開けるのは難しい。

ややホワイトノイズが多いと感じたほか、音質に関係ない使い勝手の部分で減点項目があるのは勿体ないです。エイジングやファームウェアの更新でどのくらい変わるか期待しようと思います。

しかし価格と音質のバランスは間違いなくトップクラスで、オススメできるイヤホンでした！

この記事に登場した製品